旅行日 2024/8
午前中に今治市内を散策し道後温泉にてランチを食べました。詳細は下記リンクの先です。
このページでは午後からの松山市の散策をまとめています。
午前中の道のり
[愛媛県]今治市サイクリングと観光スポット⇒道後温泉ランチの半日おすすめプラン
全体ルート
車を駐車場に停め、路面電車を利用して散策を楽しみました。
伊予鉄道の路面電車は運行本数が多いため、時刻表を気にせずにすぐに乗車できました。
路面電車の停留所は観光地に近接しており、車よりもはるかに便利です。松山市内の観光には路面電車の利用を強くおすすめします。
車で観光地周辺に行くと交通量が多く、駐車場を探すのも手間がかかるため、車での移動は不便だと感じます。
道後温泉観光臨時駐車場 から 道後温泉 – Google マップ
道後温泉観光臨時駐車場
無料の駐車場があります。道後温泉街を通り抜け、神社の奥の方に位置しています。
神社の階段の近くには急な坂があり、その坂を上ると駐車場に到着します。
無料で利用できるため、長時間の滞在でも時間を気にせずに済むのが便利です。お財布に優しくて助かりました。
駐車場の周囲にはテニスコートやマンションがあり、一般的な住宅街となっているため、事前に調べないと場所が分かりづらいです。訪れる前にgoogleマップで位置を確認することをおすすめします。
〒790-0858 愛媛県松山市道後姫塚 乙22−5
https://maps.app.goo.gl/CBw7QLntMtgqAhhj8
臨時駐車場開放日カレンダー
臨時駐車場開放日カレンダー 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)
伊予食堂 おとら
愛媛県は鯛めしで有名なので、こちらのお店でランチを楽しみました。
道後温泉駅のローターリーの近くにあり、外観は趣のある木造の建物です。
もちろん私は鯛めし定食を注文しました。鯛の刺身は鯛の形をしたお皿に美しく盛りつけられていて、お皿へのこだわり方が素晴らしかったです。写真では刺身の量が少なく見えますが、実際に食べるとちょうど良い量でした。

鯛めしの食べ方は、生卵を溶いて、そこに鯛の刺身と薬味を加えて混ぜます。それを温かいご飯の上にかけていただきます。
私は刺身と薬味をお米の上に盛りすぎてしまいましたが、見た目はともかく、とても美味しかったです。
冷たくさっぱりしているので、真夏のランチにはぴったりでした。

伊代電鉄 道後温泉駅
食事を終えた後、松山市の中心部へ向かいました。
立ち寄る観光地の駐車場について事前に調べたところ、どこも駐車できる台数が限られていたり、有料だったりしたため、路面電車を使って移動しました。

路面電車は車両内に精算機があり、乗車時には入り口の近くでICカードをタッチし、降りるときに再度タッチして支払いを行います。
バスと同じように簡単に乗り降りできるので便利です。ICカードを持っていない場合は現金での支払いも可能ですが、バスと同様に小銭がないときは事前に両替が必要で、少し手間がかかります。

松山城
滞在時間 1.5h
道後温泉駅から路面電車に乗り、数分乗車し警察署前駅で下車しました。
そこから徒歩5分のところに松山城へ向かうためのロープウェイがあります。
距離は近いのですが、この日は非常に暑かったため、車両から降りたらすぐに滝のように汗がでてきたため実際よりも遠く感じました笑
夏の松山は本当に暑く、関東出身の私には厳しい日差しと高温で歩くのが大変でした。
ロープウェイ周辺
ロープウェイ乗り場に向かう途中、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の登場人物の銅像を見かけました。松山市内には坊ちゃんに関連する銅像や建物がたくさんあり、松山市の坊ちゃんへの愛情が伝わってきました。
この像は凛々しい姿で、城下町の雰囲気にぴったりでした。

愛媛県で有名なみかんジュースの蛇口もありました。愛媛に来てから毎日その蛇口を見ているので、すっかり見慣れてしまいました。ちなみにこの蛇口はレプリカなので、ジュースは出てきません。

松山城に行くには徒歩、ゴンドラまたはリフトの3つの選択肢があります。リフトは待ち時間がなくすぐに乗れたので、城に行く最も早い方法だと思います。ちなみに、このリフトはスキー場のリフトと同じ構造で、後ろから近付いてくる椅子に腰かけると簡単に乗れます。


松山城
リフトに数分乗った後、あっという間に松山城の敷地に到着しました。城の入り口までの坂道は非常に急で、また石垣も高く、他の城と比べても全体的に立派に見えました。
ただ天守閣まで歩きましたが、坂道が急なためとても歩くのがきつかったです。

城に近づくにつれて、松山市の遠くまで見渡せるようになります。

敵の侵入を防ぐために、門は狭く設計されています。


リフトを降りてから城山公園の本丸広場を通り、約10分で城の入り口へ到着しました。この日は猛暑だったため、坂を上がって城に着いた時には汗が滝のように流れでてきました。日差しが強かったため、立ち止まる人は少なく、スムーズに進むことができました。

城の中へ入ると、たくさんの甲冑や武器などの歴史的な展示品が目に入りました。刀や鉄砲の重さを体験できるコーナーもあり、城の中は見どころが豊富で、予想以上に長く滞在してしまいました。展望も素晴らしく、大満足できる城です。

城内は日陰で涼しかったですが、天守閣は風通しが良く、特に心地よい涼しさでした。
また、松山城の最も高い位置にあるため、松山市全体を見渡すことができます。遠くには海や山も見え、その美しい景色に感動しました。松山市は都会と自然のバランスが絶妙で、とても住みやすそうだと感じました。
この場所は涼しく、景色が素晴らしいため、つい長居してしまいました。


松山城山ロープウェイ・リフト
松山城山ロープウェイ・リフト 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)
松山城の紹介
松山城の紹介 | 観覧ガイド | 四国・愛媛の松山城 (matsuyamajo.jp)
伊織 松山お城下店 / シン・エヒメ分校
滞在時間 0.5h
松山城行きのゴンドラは、リフト乗り場の近くにある伊織というタオル店に併設されているな所で、愛媛県で生産されている柑橘系のジュースを飲み比べることができます。


店内は小学校の水洗い場を思わせる可愛らしいデザインで、常に5種類のジュースが用意されています。この日は温州、はれひめ、不知火、晩柑ともう一種類(名前忘れました)がありました。品種は品種が入れ替わるようです。


壁にはみかんの品種系統図が掲示されており、国内にこれほどの品種が存在することに驚かされました。見たことのない品種も多く、なかには生産数が少なくあまり流通していないものもあるようです。
このお店では3種類のジュースを飲み比べてみましたが、品種ごとに全く異なる味わいに本当に驚きました。
温州は非常に甘く、はれひめは甘さに少し酸味が加わり、晩柑は酸味が強い印象でした。
個人的には、さっぱろとした味わいのはれひめが一番好みでした。

〒790-0004 愛媛県松山市大街道3丁目2−45
シン・エヒメ 松山お城下店(伊織 松山お城下店)(@shinehime_matsuyama) • Instagram写真と動画
営業時間 9時-19時(年中無休)
萬翠荘(ばんすいかん)
滞在時間 0.15h
松山城へ向かうリフト・ロープウェイ乗り場から徒歩約10分のところにあります。
建物はフランス風の洋館で、この日は一般の方々の作品が展示されていました。
受付の方にお聞きしたところ、一般の方や美術系の学生の作品が頻繁に展示されているそうです。館内を見学したかったですが、展示品があったため、雰囲気を楽しむことができず入館はしませんでした。


〒790-0001 愛媛県松山市一番町3-3-7
国の重要文化財 萬翠荘(ばんすいそう BANSUISOU)公式ホームページ
営業時間 9:00~18:00
漱石珈琲店 愛松亭
訪れた日は定休日だったため、建物には入れませんでした。建物の周りには草木が生い茂っており、隠れ家のような雰囲気の建物です。
建物内はレトロな造りとのことなので、ここで坊ちゃん団子とお茶を楽しみながらゆっくり過ごしたかったです・・・。

〒790-0001 愛媛県松山市一番町3-3-7
漱石珈琲店 愛松亭(あいしょうてい) (bansuisou.org)
坂の上の雲 ミュージアム
滞在時間 1h
萬翠荘の隣に位置しています。司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」の登場人物やその時代背景について、幅広く展示されています。
入り口側には、訪れた人がどこから来たのかを地図上にシールを貼るパネルがありました。国内外から多くの観光客が訪れているようでした。坂の上の雲は過去にドラマ化されており、その人気が伺えます。

開館時間 午前9時から午後6時30分まで
坂の上の雲ミュージアム (sakanouenokumomuseum.jp)
観覧料 一般 400円/円
伊予鉄道 大街道駅
坂の上ミュージアムの最寄りの駅です。
周辺には構想ビルが立ち並び、多くの人で賑わっていました。ここから道後温泉へ移動しました。


道後温泉
道後温泉はアーケード街となっており、飲食店やお土産屋さんがたくさんあります。小腹が空いていたので、道沿いの甘味処や柑橘系のジュースのお店に惹かれました。
また、至る所に坊ちゃんに関連するグッズや置物があり、松山市の坊ちゃんへの愛を感じました。

QRコードでまち歩き
観光情報 | 【公式サイト】道後温泉 (dogo.jp)
道後温泉本館
道後温泉の主要な温泉施設です。非常に人気があるため、入浴するには整理券が必要で、利用時間には時限が設けられていました。
時間がなかったため、入浴を諦めましたが、真夏にもかかわらず多くの人が集まっており、やはり人気のスポットのようです。次回は館内や浴場を見学し、入力を楽しみたいと思います。

〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町5−6
道後温泉本館 | 外湯紹介 | 【公式サイト】道後温泉 (dogo.jp)
一六タルト 道後本館前店
愛媛県で有名な銘菓のカフェです。一六タルトを揚げたものが気になりましたが、暑さに負けてソフトクリームを選びました。16のクッキーがサクサクしていて、とても美味しかったです。


松山市道後湯之町20-17
道後本館前店|店舗一覧|株式会社一六(一六本舗) | 一六タルト 名菓 お土産 | 愛媛県 松山市 (itm-gr.co.jp)
まとめ
夏の松山市は本当に暑かったです。帽子や日傘は必需品でした。
前日までしまなみ海道を自転車で走っていたので、暑さには慣れていると思っていましたが、直射日光の中を歩くのはかなり厳しかったです。
それでも、松山市内の観光スポットはどれも魅力的で、とても楽しめました。
特に印象に残ったのは松山城です。ロープウェイやリフトを利用して上った先からは松山市全体を見渡すことができ、感動しました。松山城の天守閣は涼しく、より素晴らしい景色を楽しむことができました。
炎天下の中で訪れたからこそ、感動がより一層深まったと思います。
また、みかんジュースを飲み比べできるお店がたくさんあり、様々な品種を味わえるのが楽しかったですし、愛媛県ならではの特別感を感じられました。
体力に自信がある人は、ぜひ真夏の松山を訪れてください。暑さが苦手な人は、夏以外の季節に訪れるのが良いと思います。